積極損害

交通事故の被害に遭ったときの損害は大きく分けて四つに分類できます。積極損害と消極損害、慰謝料、物的損害に分けることができますが、ここではまず積極損害についてお話しましょう。積極損害とは事故が原因で被害者が実際に支出した出費です。事故に遭ってケガを負ってしまったとなると当然病院で治療を受ける必要が出てきますし、病院に行くための交通費なども必要となりますよね。こうした費用のことを積極損害と呼んでいます。治療費や交通費、家屋改造費、介護費用などが該当します。

治療費治療費については説明する必要はないと思いますが、必要かつ相当な範囲の費用が実費として認められることになります。この治療費には検査にかかった費用や投薬料、診察費なども含まれています。付添看護費用とは入院しているときに付き添ってもらったときに発生した費用のことで、親族などに付き添ってもらった場合には1日あたり6600円と決まっています。交通費も損害として請求することができますし、ガソリン代や駐車場代などについても一緒に請求できます。交通費の場合はかかった実費がそのまま請求できます。また、交通事故で被害者が死亡した場合だと葬儀費用が損害として認められますがこれは後述します。